【明治神宮大会】札幌大谷が星稜に逆転勝ちし、初出場優勝! 北海道勢としてはマー君がエースだった05年の駒大苫小牧以来のV

スポーツ報知
7回2死二、三塁、北本の2点適時打で逆転の生還を果たした札幌大谷の二塁走者、佐野翔騎郎(右)は先に同点のホームを踏んだ三塁走者の清水(3番)と喜び合う

◆第49回明治神宮野球大会第5日 高校の部決勝▽札幌大谷2―1星稜(13日・神宮)

 創部10年目の札幌大谷(北海道)が星稜(北信越)を逆転で下し、初出場優勝の偉業をなし遂げた。優勝監督インタビューを受けた船尾隆広監督(47)は「まだちょっと何が起きたか分からない状態です。本当に信じられない気持ちです」と興奮さめやらぬ様子で振り返った。北海道勢の優勝は、エース・田中将大(現ヤンキース)を擁した05年の駒大苫小牧以来2度目。

 札幌大谷は1点を追う7回、2死二、三塁から1番・北本壮一朗遊撃手(2年)が遊撃の右をしぶとく破る中前安打を放ち、2者が生還して逆転に成功。投げては、エース右腕・西原健太(2年)が星稜打線をわずか1安打1失点に抑えて9回を投げきった。

 今大会はエース・西原のほか、前日(12日)の準決勝(対筑陽学園)で9回無死まで無安打投球を見せたサイド右腕・太田流星(2年)ら4投手を起用して、頂点まで勝ち上がった。船尾監督は「それぞれの投手が自分たちの持ち場でしっかりいい投球をしてくれたのがよかった」と投手陣をたたえた。

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