日本高野連が暴力、暴言、パワハラの根絶を都道府県高野連の理事長に要請

スポーツ報知

 日本高野連は22日、大阪市内で都道府県高野連理事長・専務理事会議を開いた。各理事長と専務理事に対して、高校野球から指導者の暴力、暴言、パワーハラスメントの根絶を目指すため、都道府県高野連から加盟校に向けて撲滅を訴えてもらうよう要請した。

 指導者の処分案件が、11月の時点で昨年度とほぼ同数と増加しており、今月には元プロ野球選手で名古屋経大高蔵の監督が部員に平手打ちなどをし、けがを負わせた問題もあったため、あらためて要望した。

 日本高野連の竹中事務局長は「(指導者の処分案件が)あまりにも多い。高校球児が減少する中で、球児をもっと大切にしてください、という思いです」と訴えた。

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