春のセンバツで活躍、静岡高の「春」が法大合格

スポーツ報知
センバツ甲子園を控えて投げ込んでいた頃の静岡高・春投手。法大に合格した

 今春のセンバツ甲子園で好投を見せた静岡高の右腕エース・春(はる)翔一朗(3年)が4日、法大のスポーツ推薦入試に合格した。大学では準硬式でプレーする。

 春は2年春のセンバツで、大会直前に滑り込みでベンチ入り。不来方(岩手)との1回戦で公式戦デビューを飾った。2年秋からはエースを任され、東海大会優勝、神宮大会4強入りに貢献。3年春のセンバツ初戦では駒大苫小牧(北海道)をわずか84球で4安打完封。奪三振0の快投が話題を呼んだ。

 しかし、この試合で痛めた右肘が完治せず、夏の県大会も1試合だけの登板。「最後の大会で満足に投げられなかったのが心残りです」と振り返った。現在はキャッチボールができるまで回復。大学のマウンドで完全復活を目指す。

 ◆東京六大学に静岡高から3選手

 法大には静岡高の木下将吾外野手も合格。立教大には主将を務めた黒岩陽介捕手が合格した。明治大には村松開人遊撃手が3日に合格しており、現段階で3選手が東京六大学リーグでプレーすることになる。

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