1年秋から4番 静高野球部の成瀬が駒大合格

スポーツ報知
駒大に合格した静岡高の主砲・成瀬

 今春のセンバツ甲子園でベスト16入りした静岡高の成瀬和人内野手(3年)が13日、東都1部リーグ・駒沢大のスポーツ推薦入試に合格した。

 成瀬は1年秋から4番を務め、明治神宮大会とセンバツ甲子園の2年連続出場に貢献。1年時は左翼を、2年秋からは三塁を守ってきた。大舞台に強く、2度の甲子園(計4試合)の通算成績は15打数8安打7打点と、打率5割を超える。「甲子園で整列して校歌を歌ったことが1番の青春でした。たくさんの人が応援に来てくれて、拍手してくれたのがうれしかった」と振り返る。

 一方で3年時に伸び悩み、思うような活躍ができなかったことを悔しがる。足りなかった点として挙げるのは「安定感」。調子がいいときは1試合に3本も4本もヒットが出るものの、一度調子を落とすと快音が止まってしまう。「技術的にまだまだです」。

 大学でのテーマは「限界への挑戦」だ。4年後のプロしかないつもりで自分を追い込み、1年春からのベンチ入りを目指す。静高OBで3学年上の平野英丸内野手(3年)がレギュラーで活躍しているが、「背中を追いかけるつもりはありません。ライバルです」と宣言。先輩を追い越すつもりで野球に打ち込む。

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