高校野球で初!春季新潟県大会で“球数制限”導入へ

2018年12月23日5時55分  スポーツ報知

 新潟県高野連が来年の春季新潟県大会で投手の球数制限を導入することが22日、分かった。各都道府県高野連が管轄する公式戦では初の取り組み。故障予防や選手の出場機会増などが目的で、投球数が100球に達した投手はそれ以降の回では投球できない。この日、新潟市内で開かれた会議で明らかにされた。

 全国に先立ち、新潟県高野連が大きな一歩を踏み出す。今夏の選手権大会では、準優勝した金足農(秋田)のエース・吉田輝星(3年)が全6試合で計881球を投じ、感動を呼んだ一方で将来を心配する声も上がっていた。日本高野連は選手の負担軽減などを目的として、延長13回開始のタイブレークを今春のセンバツ大会から本格導入しているが、今回の球数制限導入は、さらに踏み込んだ対策となる。

 新潟県では、高校野球の新入部員数が大幅に減っていることに危機感を抱き、2011年に「新潟県青少年野球団体協議会」を設立。肩、肘の故障予防や県野球界の課題解決を目指してきた。同協議会の会長を務める県高野連・富樫信浩会長は「将来ある子たちが途中で(野球を)断念してしまうことのないようにするのが、我々がやっていくべきこと。これは春限定。そのデータを取った上で(今後の展開を)判断していく」と語った。

 すでに県高野連の理事会と評議員会では承認され、今後は決定事項として日本高野連に伝える。

 ◆甲子園は議論至らず 日本高野連・竹中雅彦事務局長「初耳だが、春と秋の各都道府県大会の運営は各都道府県高野連の裁量に任せている。春夏の甲子園大会での球数制限については、現時点では議論するまでには至ってない」

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