【センバツ】体罰問題の春日部共栄、新監督で挑む 本多監督の処分は近日中に決定

スポーツ報知
22年ぶりのセンバツ出場が決まった春日部共栄

 関東大会準Vの春日部共栄(埼玉)は、体罰問題が発覚した本多利治監督(61)が自宅待機で不在の中、22年ぶりの出場が決定。主将の石崎聖太郎捕手(2年)は「少し不安だったが、自分たちが出した結果を信じていた。優勝を目指したい」。エースで4番の村田賢一(2年)も「星稜(石川)とやりたい。強い相手に勝って優勝したい」と、それぞれ意気込みを語った。

 学校側は近日中に本多監督の処分を決定。2月1日に決まる日本学生野球協会の処分内容にかかわらず、新監督でセンバツに臨む。再発防止に向け、系列の共栄学園高(東京)出身で現在は「監督が怒ってはいけないバレーボール大会」を主催するなど新しいスポーツ指導のあり方を提唱している女子バレー元日本代表の益子直美さん(52)を講師に研修会を行うなど、他の部活指導者も含めた意識改革に取り組む方針だ。

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