高知商部長の処分は再審議へ 野球部員のダンス同好会の有料発表会出演問題

スポーツ報知
1月25日、岡崎伸二校長(右)からセンバツ落選の報告を受けた高知商ナイン

 日本高野連は30日、大阪市内で審議小委員会を開き、2月1日の日本学生野球協会審査室に上申予定だった高知商の野球部長の有期の謹慎処分について、2月13日の全体審議委員会で再審議することを発表した。高知商の問題発覚後、同様の報告が複数校からあったため、再審議した上で、3月5日の日本学生野球協会審査室に上申するかを決める。

 高知商は昨年12月に野球部員が同校のダンス同好会が主催した有料の発表会にユニホーム姿で出演。日本学生野球憲章に抵触するとして、ダンス同好会の顧問を兼ねていた野球部長に有期の謹慎処分を上申することを決めていた。

 その後、鈴木大地スポーツ庁長官や日本トップリーグ連携機構の川淵三郎会長が批判。日本高野連の竹中事務局長は「それによって左右されたのではない」と強調。「学校(が主催)でも憲章に当てはめていいのか」と上申は時期尚早として、再審議することになった。

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