新潟県高野連の球数制限は再考申し入れへ

スポーツ報知

 日本高野連は20日、大阪市内で理事会を開き、昨年末に新潟県高野連が今年の春季県大会で投手の球数制限を導入する件について、新潟県高野連に再考を申し入れることに決めた。

 新潟県高野連は昨年12月22日に、投手の故障予防や選手の出場機会増などを目的に、投球数が100球に達した投手は、それ以降の回は投球できないという球数制限を各都道府県高野連が管轄する公式戦では初めて導入することを表明した。

 1月の業務運営委員会では球数制限導入について否定的な意見が多く、竹中事務局長は、取り組みを評価しながらも「高校野球特別規則に載せるには時間がない。特例で認めてしまうと各都道府県のバランスが取れない。データを集めて全国一斉にやるのが本来のあるべき姿という意見が多かった」と、慎重な姿勢を示していた。

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