明桜の総監督に元ヤクルト・尾花高夫氏　甲子園春夏通算１４度の名門

　学校法人ノースアジア大は系列校である明桜（秋田）の総監督兼投手コーチに、ヤクルトのエースとしてプロ通算１１２勝を挙げた尾花高夫氏（６１）が就任したと１９日に発表した。

　尾花氏はＰＬ学園、新日鉄堺（ともに大阪）出身。２０１０、１１年に横浜の監督を務めた。ロッテ、ヤクルト、ダイエー（現ソフトバンク）、巨人では投手コーチを歴任し、ヤクルトで１度、ソフトバンクで３度リーグ優勝。巨人では０７―０９年のリーグ３連覇に貢献した。

　明桜は前身の秋田経法大付などを含め、春夏通算１４度甲子園に出場。昨年のドラフトで山口航輝外野手（１８）がロッテに４位指名された。

　昨年９月に就任した大八木治ヘッドコーチ（６４）はすでに退任。プロでの経験を選手たちに伝え、輿石重弘監督（５５）との二人三脚で、１７年夏以来の甲子園出場を目指していく。