明石商は国士舘と対戦 OBの西武ドラ1・松本航からボールの差し入れで激励

スポーツ報知
対戦が決まった明石商・重宮涼主将(左)と国士舘・松室直樹主将

 第91回センバツ高校野球大会(23日から12日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市内で行われ、昨秋の近畿大会準優勝の明石商(兵庫)は、東京大会を制した国士舘と第5日第1試合で対戦することが決まった。

 明石商OBで西武のドラフト1位・松本航投手が、日体大だった昨秋に教育実習で母校を訪れ、後輩に体幹トレーニングを指導。狭間善徳監督(54)は「体幹がぶれなくなった」と“松本式トレ”の効果を強調。松本航は中森俊介(2年)や宮口大輝(3年)らにツーシームを伝授した。数日前には遠征で関西に来た際に学校を訪れ、初任給で数十ダースのボールが贈られた。「上まで上がってください」と激励も受けた。

 狭間監督は国士舘の永田監督と旧知の間柄で「経験値があるし、緻密な野球をされる。足の速い選手もたくさんいる」と警戒しつつ「打力は今までの中で一番いい。投手はまだ不安定なところがあるが、精度良く投げれば鬼に金棒」と、上位進出へ自信をのぞかせた。

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