新潟県高野連、投手の球数制限導入を撤回へ…週明けに正式発表予定

スポーツ報知

 新潟県高野連は日本高野連から再考を求められていた今春の新潟県大会に限った投手の球数制限導入について、撤回する方針を固めたことが16日、分かった。

 関係者によれば、15日に開かれた新潟県高野連の役員の話し合いで決まった。週明けに正式発表する予定。昨年12月に故障予防や選手の出場機会増などを目的に、投球数が100球に達した投手は、以降の回に登板できないというルールの導入を表明していた。日本高野連の竹中事務局長は「ニュースで見ましたが、報告、連絡が来ていないので、現時点ではコメントできない」と語った。

 日本高野連は2月の理事会で「勝敗に影響を及ぼす規則は全国で足並みをそろえて検討すべき」などの理由で再考を要請。「投手の障害予防に関する有識者会議」を4月に発足させ、新潟県高野連にも参画を依頼している。

野球

×