初勝利目指す札幌第一ナインが新千歳空港を出発 大平主将「甲子園で校歌を歌えるように」

スポーツ報知
新千歳空港で出発セレモニーを受けた札幌第一ナイン

 23日に開幕する第91回選抜高校野球大会(甲子園)に2年ぶり3度目の出場を決めた札幌第一が18日、日航機で新千歳空港を出発した。

 部員30人、チームスタッフ4人、マネジャー1人の計35人での大阪入り。搭乗前には出発セレモニーが行われ、センバツ出場を決めたナインのために日本航空の職員が一羽一羽心をこめて折った千羽鶴や花束が手渡された。

 部員を代表してあいさつした大平裕人主将(3年)は「まずは先輩たちがこれまで果たせていない春1勝を目指す。甲子園で校歌を歌えるように、全力で、はつらつと戦いたい」と決意表明。菊池雄人監督(46)も「いよいよ始まるんだなという気持ち。部員には『いろいろな方への感謝を持って戦うように』と伝えた」と表情を引き締めた。

 札幌第一ナインは、20日に金光大阪(大阪)、21日には滝川二(兵庫)と対外試合を行う予定。大会第3日目第3試合(25日)、山梨学院(山梨)との初戦で悲願のセンバツ初勝利に挑む。

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