山梨学院、甲子園へ出発…校長が主砲へ「『デスパイネ』の前に野村くん」

スポーツ報知
甲子園に向けて出発する野村(右から2人目)ら山梨学院ナイン(カメラ・竹内 竜也)

 第91回センバツ高校野球大会(23日開幕、甲子園)に出場する山梨学院が18日、甲府市内で出発式を行い、選手たちはバスで大阪に向かった。

 式では保護者や生徒会ら約60人を前に、主将の相沢利俊一塁手兼投手(3年)が「自分たちは今から甲子園に行ってきます。甲子園では、支えてくれる全ての方へ感謝の気持ちを忘れることなく、この冬ずっと練習してきたことの成果が出せるように、チーム一丸となり、自分たちらしく戦ってきます。応援よろしくお願いします」と決意表明した。

 高校通算38本塁打のパワーで、ソフトバンクの助っ人「デスパイネ」の異名を取る主砲の野村健太右翼手(3年)が注目されている。山内紀幸校長は「あなたは『デスパイネ』の前に野村くん。主将も重責を背負っているけど、主将の前に相沢くんなんだよ。自分が持っている等身大のことをやればいい。十分に準備して、甲子園で発揮できれば、結果はついてくる。能力以上のものを出そうとか、みんなの期待に応えようとか、背負うことはない」と、気負いすぎずに実力を発揮することを期待した。

 ナインは19日に甲子園練習。初戦は大会3日目第3試合(25日午後2時)で、札幌第一(北海道)と対戦する。

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