【センバツ】山梨学院・吉田監督、札幌第一を分析「ウチと似たチーム」

スポーツ報知
走塁練習に励む山梨学院の選手たち(カメラ・竹内竜也)

 第91回センバツ高校野球(23日から12日間、甲子園)に5年ぶり3度目出場の山梨学院(山梨)は20日、大阪・茨木市内で練習を行った。

 初戦の札幌第一(北海道)戦(25日午後2時)に向け、選手たちは打撃や走塁練習で汗を流した。

 チームは19日に札幌第一の試合のビデオを見て研究。吉田洸二監督(49)は「ウチと似たチームだなと思う」と印象を語った。

 山梨学院は高校通算38本塁打の野村健太右翼手(3年)、札幌第一も昨秋の公式戦でチーム最多4本塁打の村田凜捕手(3年)らを中心とした、ともに強打のチームだ。

 2009年に清峰(長崎)を率いてセンバツ優勝を飾った吉田監督は「点は取られると思うが、いかに無駄な失点を減らせるか」と、力を入れてきた守備や、6人がメンバー入りした投手陣をポイントに挙げた。

 背番号1の技巧派左腕・相沢利俊主将(3年)は、村田について「体も大きいし、打つイメージ」と、179センチ、92キロの左の大砲を警戒。対戦すれば左対左となり、「コースにしっかり投げられれば大丈夫だと思う」と、持ち味の制球力に自信を見せた。

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