【センバツ】山梨学院、本番前最後の練習試合が雨天中止

スポーツ報知
山梨学院のサイド右腕・佐藤

 第91回センバツ高校野球(23日から12日間、甲子園)に5年ぶり3度目出場の山梨学院(山梨)は21日、大阪府内で予定されていた阪南大高(大阪)との練習試合が、雨のため中止となった。

 初戦の札幌第一(北海道)戦(25日午後2時)前の最後の練習試合を行えず、本番は17日の高崎健康福祉大高崎(群馬)との練習試合から、8日ぶりの対外試合となる。

 吉田洸二監督(49)は「残念です」としながらも、「グラウンドコンディションが良くない中で試合をすれば、足を滑らせて肉離れを起こしたり、手をついて捻挫してしまう可能性もある」と、中止は致し方なしとした。今後はできるだけ実戦的な練習を重ね、札幌第一戦に臨む。

 この日は、サイド右腕の佐藤裕士(3年)が先発予定だった。今年の練習試合初先発は雨で流れてしまったが、ここまで救援で安定感が光る背番号16。昨秋の関東大会1回戦の中央学院(千葉)戦(7〇2)では、公式戦初先発で6回1失点と好投し、センバツ出場に貢献した。

 甲子園で自身初登板初先発の可能性もあるが、「あんまりそういうことは意識しないで、自分の投球ができれば」と、先発でも救援でも、持ち味のテンポ良く打たせて取る投球で、チームに流れをもたらすつもりだ。

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