【センバツ】広陵の中井監督がイチローとの思い出を語る

スポーツ報知
互いの健闘を誓い、握手を交わす(左から)広陵・中井監督と八戸学院光星・仲井監督

 第91回センバツ高校野球大会(23日から12日間)の開会式リハーサルが22日、甲子園で行われた。広陵の中井哲之監督(56)が、現役を引退したマリナーズ・イチローとの思い出を語った。

 イチローは愛工大名電(愛知)で1991年センバツに出場し、1回戦で松商学園(長野)に敗れた。広陵を率いていた中井監督は、その大会の決勝で松商学園を破り、自身初優勝を飾った。

 イチローの高校在学中に、九州で行われた招待試合で対戦。宿舎も同じだったという。「うちの選手がミーハーで『こいつ(イチロー)、すごい選手になるから』と、イチロー君と旅館の前で写真を撮っていた。『同じ高校生やろ? 一緒に写真を撮ったら、一生勝てんやろ!』みたいなことを言ったのを覚えている。撮っていた選手は家宝になっているでしょうね。(イチローには)一生、勝てないです。そいつに謝りたい」と、冗談交じりに振り返った。

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