山梨学院・佐藤裕士、先発浮上も平静「自分の投球を」

スポーツ報知
テンポ良く打たせて取る投球が身上のサイド右腕・佐藤

 横手投げから繰り出す力強いボールで頭角を現し、右のエースに成長した。今年の練習試合では、先発左腕の相沢をリリーフすることが多かったが、吉田監督に安定感を買われ、聖地で先発の可能性も急浮上。「先発でも、あんまり意識しないで自分の投球ができれば」と、平常心で臨む。

 昨年末の長崎合宿で、チームで過酷な約300段の石段上り往復60本に取り組むなど足腰を強化。最速は昨年から2キロアップの136キロになった。「直球で詰まらせる場面が増えた。左右、高低、全部使ってゴロで打ち取る」。正確なコントロールで勝利をたぐり寄せる。

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