【センバツ】平成最後の甲子園が開幕 前年優勝の大阪桐蔭・中野主将が優勝旗を返還
スポーツ報知
◆第91回センバツ高校野球大会第1日(23日・甲子園)
平成最後の甲子園となる第91回センバツ高校野球大会23日、甲子園で開幕した。昨春に史上3校目の連覇を達成した大阪桐蔭の中野波来(はる)主将と宮本涼太副主将(ともに3年)が、優勝旗と優勝杯返還のために出席した。
先頭で入場行進して大きな拍手を浴びた。中野主将は「全員で(優勝旗を)返しに来られなかった悔しさが一番。夏は同じ思いをしたくない。(拍手は)『夏は戻って来いよ!』と、プラスに捉えた」と、今夏は優勝旗を全員で返しに来ることを誓った。
大阪桐蔭は史上初の春3連覇と3季連続の甲子園優勝が懸かっていたが、昨秋の近畿大会準々決勝で智弁和歌山に敗れ、今大会は選出されなかった。
2人で校歌を歌った中野は「先輩方に結果を残してもらったおかげ。堂々としようと決めていた。2人しか甲子園を経験していないので、練習で『夏は絶対に勝つぞ!』と伝えたい」と、意気込みを示した。