【センバツ】3安打完封負け 履正社の打者が見た星稜の奥川のすごさ

スポーツ報知
4回2死、空振り三振に倒れた履正社の4番・井上広大

◆第91回センバツ高校野球大会第1日 1回戦 星稜3―0履正社(23日・甲子園)

 履正社(大阪)は、星稜の今秋ドラフト上位候補右腕・奥川恭伸投手(3年)に17三振を奪われて3安打完封負け。2017、18年の大阪桐蔭に続く大阪勢3連覇を逃した。

 

 以下は主な履正社の選手の奥川評

 1番・桃谷惟吹中堅手(3打数無安打2三振)「マシンとは違う直球のキレがあった。スライダーが体感したことがないぐらいのキレだった」

 2番・池田凜二塁手(4打数無安打2三振)「落ちる球がすごかった。直球と同じ軌道でくる」

 3番・小深田大地三塁手(4打数1安打2三振)「スライダーとか追い込んでからの勝負球はキレがあった。今までに経験したことがないぐらい球に角度があった。落ちる球がすごかった」

 4番・井上広大右翼手(4打数無安打2三振)「スライダーのときは右打者に向かって投げてくるので、かかと体重になって手が出なかった」

 5番・内倉一冴一塁手(3打数無安打3三振)「対戦を楽しめた。直球が甘いところに来ない。(現日本ハムの)柿木(蓮)さん、(現中日の)根尾(昂)さん(ともに大阪桐蔭)クラス」

 6番・西川黎左翼手(3打数無安打2三振)「球の質は見たことがないぐらい良かった。低いと思って見逃したらストライクになる。球が浮き上がってくる。スライダーは壁に1回当たって、曲がってくる感じ」

 7番・野口海音捕手(3打数2安打1三振)「今まで対戦した中で一番いい投手。プロに近い投手とできて、いい経験になった。投球自体がすごかった」

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