【センバツ】神宮大会覇者・札幌大谷、初陣1勝 北本、先頭打者アーチ 太田、1失点完投 

スポーツ報知
1回無死、左越えに先制のソロ本塁打を放つ札幌大谷・北本壮一朗(カメラ・谷口 健二)

◆第91回センバツ高校野球大会第2日 1回戦 札幌大谷4―1米子東(24日・甲子園)

 昨秋の明治神宮大会で優勝し、初出場の札幌大谷(北海道)が米子東(鳥取)を下して、初戦を白星で飾った。

 初回、北本壮一朗(3年)が左越えに先頭打者本塁打を放ち先制。同点に追いつかれた直後の3回には1死一、三塁から3番・飯田柊哉(3年)の三ゴロで勝ち越し。4番・石鳥亮(3年)が中越えタイムリー三塁打、5番・西原健太(3年)も右前タイムリーで続き、この回3点を加えた。

 投げては背番号17のサイド右腕・太田流星(3年)が粘り強い投球で内野ゴロの山を築き、米子東打線を4安打に抑え1失点完投。4回以降はノーヒットに抑えた。

 札幌大谷・船尾隆広監督(47)は「野球部にとっては歴史的な1日になったと思います。我慢強く守り抜いたのが勝ちにつながった。(太田は)本来の調子ではなかったけれど我慢強く投げてくれた。(ゴロアウトが多いのは)いつも通りの内容だと思います」と語った。

 札幌大谷は2回戦で明豊(大分)と対戦する。

野球

×