【センバツ】上田まりえがアルプスで母校・米子東を全力応援「私も頑張らないと」

スポーツ報知
アルプススタンドで米子東の応援をする上田まりえ

◆第91回センバツ高校野球大会第2日 1回戦 札幌大谷4―1米子東(24日・甲子園)

 フリーアナウンサーの上田まりえ(32)が、母校・米子東(鳥取)の応援に、アルプススタンドへ駆けつけた。23日に愛知での仕事を終えてから大阪入りし、14時開始予定(実際は14時45分に開始)の試合のチケットを求めて、朝9時頃からチケット売り場に並んだという。休日に加えて、好カードも目白押しだったことから「チケットを買えるか心配してて…。買えてほっとしました」と安堵(あんど)の表情。超満員となったアルプスで保護者や他の卒業生に混じって、23年ぶりの甲子園出場を飾った後輩に大きな声援を送った。

 甲子園の内野席で、よくスコアをつけながら高校野球観戦するという上田だが、アルプスでの観戦は初めて。2回に校歌が流れたことに最も感動したという。試合に敗れ、勝利の校歌を歌うことは叶わなかったが「校歌を歌いながら泣いている人がいたり、甲子園に鳴り響いているのに感動しました。私、米子東の校歌がものすごく好きだったんです。卒業式でも泣いたのは高校の時だけ。良い校歌だったなあってかみしめながら、その思いもよみがえってきました」と感激の表情を浮かべた。

 上田は高校時代放送部に所属し、ウグイス嬢として鳥取大会のアナウンスを担当。3年時には米子東のアナウンスも行ったという。当時は野球部の紙本庸由監督(37)が同校に赴任したばかりだったといい「当時は非常勤の先生だったのかな。まさかこんなすごい監督さんになるなんて」と笑顔。16人の少人数でセンバツ出場した姿に「少ない人数で勉強もしっかりやっている。勇気付けられている人はいっぱいいると思う。私も頑張らないといけないなと再認識する時間をもらいました」と元気と勇気をもらった様子だった。

 勝てば次戦も観戦予定だったが、夏に持ち越しとなり「みんな母校愛が強い学校。先輩たちが愛してきたものが積み重なって、歴史の重さを感じました」としみじみと話した。

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