【センバツ】米子東は23年ぶり勝利を逃す エース森下は粘投実らず涙

スポーツ報知
米子東の先発・森下

◆第91回センバツ高校野球大会第2日 1回戦 札幌大谷4―1米子東(24日・甲子園)

 米子東(鳥取)は、昨秋の明治神宮大会を制した札幌大谷(北海道)に敗れ、1回戦で敗退した。エース左腕の森下祐樹(3年)が8回4失点と粘投したものの、打線が4安打(うち内野安打が3本)1得点に抑えられた。

 森下は初回、札幌大谷の北本壮一朗遊撃手(3年)に先頭打者本塁打を被弾。3回は先頭打者への四球をきっかけに3点を失った。「3回の先頭打者への四球が自分の弱さの全て。点が入った次の回で先頭を切って、試合を優位に進めていくべきだった。悔しさや申し訳なさを感じた」と、お立ち台で涙を流した。

 米子東は第1回から夏の地方大会に皆勤出場している。全国で15校しかないレジェンド校だ。「大舞台で自分の力不足が分かった。チームを勝たせることができる投手になりたい」と、第101回の甲子園大会に戻ってくることを誓った。

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