【センバツ】“及川対策”実り明豊が横浜撃破! 10年ぶり春1勝

スポーツ報知
3回1死一塁、明豊・野辺優汰の左越え二塁打を横浜・冨田進悟が失策の間に生還した同点の走者・布施心海(7)とハイタッチをする明豊ナイン

◆第91回センバツ高校野球大会第2日 1回戦 明豊13―5横浜(24日・甲子園)

 明豊の“及川攻略法”が実った。4点を追う3回に打者一巡の猛攻で一気に逆転。決勝打を放った青地七斗一塁手(3年)は、2打席連続安打で及川をマウンドから引きずり下ろし「自信のある球は真っすぐだと思って、狙って打った。マシンで目を慣らしたので速いと感じなかった」としてやったりの表情。12安打13点の爆発で、今宮(ソフトバンク)を擁した2009年以来、10年ぶりの春1勝を飾った。

 横浜との対戦が決まってから、150キロに設定した打撃マシンを約2メートル近づけ、相手の速球に狙いを絞った練習を行ってきた。その成果が出て、「ボールが見えた」と4番に座った野辺優汰左翼手(3年)。また、主将の表悠斗右翼手(3年)によると、相手が有名選手であることで「情報が手に入りやすかった」と良い方向に働いた。

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