【センバツ】市民のほとんどが甲子園に? 21世紀枠・石岡一のアルプスは超満員

スポーツ報知
野球部のカラーである青にそまった石岡一のアルプススタンド

◆第91回センバツ高校野球大会第3日 1回戦 盛岡大付3×―2石岡一(25日・甲子園)

 21世紀枠で初出場した石岡一(茨城)のアルプスには多くの人が応援に駆けつけ、満員となった。学校からは生徒らを乗せたバス10台が、応援ツアーに応募した地域の人らを乗せた22台のバスとともに24日の夜に石岡を出発。この日の朝9時に到着したという。バスで来た約1100人に加えて、卒業生なども加わり広いアルプスが見事に埋まった。

 学校のグラウンドに野球部の青い横断幕がかかっていることから、応援団は青い帽子を着用して声援を送った。鮮やかな青で染まったアルプスを見て、応援団を束ねる石津俊勝教諭(52)は「地元の方もすごい人数来てくださっている。壮観ですね」と感無量の表情。学校近くの石岡市役所でも、同時刻にパブリックビューイングが行われていることもあり、甲子園と合わせて「石岡市民のほとんどが来ているんじゃないかな」と話す関係者も。惜しくもサヨナラ負けに終わってしまったが、生徒と市民が一体となった大応援は選手にも届いたはずだ。

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