【センバツ】盛岡大付、9回2死から同点 延長11回サヨナラで初戦突破

スポーツ報知
11回1死満塁、相手投手の本塁悪送球で三塁からサヨナラのホームを踏む平賀(左)。捕手は中山

◆第91回センバツ高校野球大会 ▽1回戦 盛岡大付3×―2石岡一(25日・甲子園)

 盛岡大付(岩手)が9回2死から追いつく粘りを見せ、延長11回サヨナラで2回戦に駒を進めた。

 9回2死一塁から小野寺颯斗内野手(3年)が右翼線二塁打でつなぐと、二、三塁から小川健成外野手(3年)の右前2点打で同点。延長11回は1死満塁と攻めると、最後は投ゴロを石岡一・岩本大地(3年)が本塁へ悪送球し、サヨナラ勝ちした。

 関口清治監督(41)は「選手たちは粘り強く守ってくれた。何かやってくれるという思いで見ていた。(石岡一・岩本に)前半は手も足も出なかったが、イニングを重ねるごとにバットの芯に当たるようになってきた。(先発)阿部の粘りが勝利につながった。今日はバッテリーの勝利」。同点打の小川は「緊張はしていなかった。追い込まれたので変化球もストレートも、反応して打とうと思った。抜けたのを確認してホッとしました」と話していた。

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