【センバツ】山梨学院、ビッグウェーブ打線24安打24得点!菅野5安打

スポーツ報知
6回無死一塁、右前打を放つ山梨学院・菅野秀斗

◆第91回センバツ高校野球大会第3日 1回戦 山梨学院24―5札幌第一(25日・甲子園)

 5年ぶり3度目出場の山梨学院(山梨)は、札幌第一(北海道)に24―5で圧勝した。

 2番の菅野秀斗二塁手(3年)は、初回に右翼へ先制ソロを放つと、その後は左前、左前、中前、右前と広角に5打席連続ヒットを飛ばし、7打数5安打4打点の大当たり。6安打なら大会個人1試合安打のタイ記録だったが、目標は「打率5割、できれば甲子園で本塁打も」だっただけに、「十分ですね」。打率7割1分4厘、高校通算12本塁打で、甲子園で公式戦1号という好発進に納得の表情だった。

 菅野に引っ張られるように、チームは大会タイ記録となる先発全員の24安打、先発全員打点の猛攻。大会史上2位の24点で、初出場の94年以来25年ぶりとなる春1勝を挙げた。

 29日の2回戦(午後2時)では、筑陽学園(福岡)―福知山成美(京都)の勝者と対戦する。4番で2安打1打点の主将・相沢利俊投手兼一塁手兼左翼手(3年)は、センバツ出場決定時に「山学ビッグウェーブ、巻き起こすぞ!」と宣言。一塁側アルプススタンドでは、生徒約700人、保護者ら約300人の計約1000人が大声援で後押しし、チャンステーマの「Big Wave」が鳴り響いた。

 山梨学院初の甲子園1大会2勝と8強進出へ、ビッグウェーブ打線が2回戦も打ちまくる。

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