大谷翔平、163キロ出た! 今季MLB先発177人中最速だった

2018年4月26日6時0分  スポーツ報知
  • 6回途中で降板した大谷(ロイター)

 ◆アストロズ7―8エンゼルス(24日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が24日(日本時間25日)、敵地アストロズ戦で今季4度目の先発登板。昨季の世界一軍団を相手にメジャー自己最速101マイル(約163キロ)をマークし、7三振を奪ったが、5回1/36安打4失点で3勝目はならなかった。

 大谷の剛速球はうなりを上げた。1点差に迫られた5回2死一塁。4番・レディックへの3球目、6球目とメジャー自己最速101マイルを連発させた。これは今季ここまでのメジャーで先発投手が投じた最速だ。

 「勝手にいいシチュエーションで。やっぱり点をあげたくなかったし、素晴らしい打者が並んでいる。自分が持っているものを、またそれ以上のものを出したい。そういう気持ち」。160キロ台を8球投げ、37球投じた直球の平均球速は今季最速157・3キロ。1点リードの6回1死一塁で、勝利投手の権利を手にして降板したが、2番手のアルバレスが一時逆転弾を許した。3勝目はつかめなかったが、世界一軍団を相手に圧巻のスピードショーを演じた。

 前回17日のレッドソックス戦の投球中に右手中指のマメを悪化させて2回降板。この登板間は患部に皮膚を硬くする薬を塗り、キャッチボールも強度を高めて行った。「普段通り入れた。元々の予防措置を継続的にやって。やることは変わらない。(治療は)乾燥させながら、刺激を入れながら」。4月に3勝と3本塁打を記録すればメジャー史上初だったが、病み上がりとは思えない今季最多98球だった。(小谷 真弥)

 ◆大谷の球速と世界最速

 MLB公式サイトによると、大谷が2度計測した101マイル(約163キロ)は、今季ここまで先発した177人中、最速。映像でパフォーマンスを解析する「スタットキャスト」で、セベリーノ(ヤンキース)の100・2マイルがこれまでの最速。大谷は3回の100・6マイルで更新し、さらに伸ばした。救援投手を含めても球速が101マイルに到達したのはメジャー30球団でヒックス(カージナルス)とチャプマン(ヤンキース)だけ。大谷は日本ハム時代の2016年にクライマックスシリーズで史上最速の165キロを計測した。

 また、過去の最速はチャプマンが16年に計時した105・1マイル(約169・1キロ)となっている。ただ、同投手は11年に球場表示で106マイル(約170・6キロ)を出した。過去の記録は諸説あり、1974年には通算324勝のN・ライアンが、現在のスピードガンとは違う機器で100・9キロ(約162・3キロ)を計測。現在と同様の計測にするための修正を加えると108・1マイル(約174・0キロ)になるとされている。

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