ドジャース・前田 5四球5安打3失点「結構難しい登板だった」

2018年6月20日16時20分  スポーツ報知
  • 3回2/3を投げ5安打3失点だった前田(ロイター)

 ドジャースの前田健太投手(30)は19日(日本時間20日)、カブスとのダブルヘッダー第1試合に先発し、3回2/3を投げて自己ワーストを更新する5四球(1敬遠)を与えて5安打3失点。味方打線が9回に逆転して勝ち負けは付かず、防御率は3・84となった。

 先発予定だった前夜の試合が悪天候と球場の停電のために中止となり、スライドして臨んだこの日のデーゲームへの登板。前夜も登板に向けて何度かウォーミングアップを行っていた前田は「すぐには寝られなかった。(今日は)結構難しい登板だった」と厳しい条件の中での登板であったことを明かした。

 その言葉どおり、序盤から制球が定まらぬ苦しい投球内容。1点リードの2回には1死から連打と四球で満塁のピンチ。9番チャットウッドからは三振を奪って2死としたが、続くブライアントには甘く入ったスライダーを左翼線へと運ばれる逆転の適時二塁打を献上し「打者を打ち取るとかよりも、ストライクが入りやすい球種っていう選択しかなかった」。ストライクを取ることにすら四苦八苦した自身の状態の悪さを口にした。

 3回に入っても本来の制球力は改善されず、3つの四球を与える乱調ぶり。この回はなんとか無失点で切り抜けたが、4回2死一塁からは自己ワーストを更新するこの日5つ目の四球を与えて74球で早々に降板。しかめ面を浮かべながらベンチへ戻った前田も「自分の投げたいフォームで投げられなかった。今日はどうしようもない感じ。ひどかった」。苦笑交じり自身の投球内容を振り返るしかできなかった。

 前田にとってこの日は右股(こ)関節の張りから復帰して2度目の先発となったが「(患部を)かばうフォームが染み付いてしまっている」と自身の状態を説明。ベンチから見守ったロバーツ監督も「前田とスタッフから聞く限り身体的に問題はないが、投球から離れていたことが制球の乱れにつながっているのかもしれない。真っすぐを制球できなければこういった結果になってしまう」と右腕の乱調にもどかしそうだった。

 前田も「自分の中で四球を出すことは頭にないので、5つも出してしまうとういうのはフラストレーションが貯まる」。ただ好調なチームは9回に2点を奪って逆転勝ちし、敗戦投手を免れたこともあり「中継ぎがしっかり抑えてくれたので勝ちにつながった。課題はわかっているので、しっかり修正したい」。チームメートに感謝しつつ、次戦に向けて気持ちを切り替えていた。(穐村 賢通信員)

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