大谷翔平、代打初アーチが決勝7号ソロ「全力で走れなかったので一番いい形になった」

スポーツ報知

◆エンゼルス4―3ドジャース(8日・アナハイム)

 3-3で迎えた7回、大谷が放った一発が決勝点となった。

 ベンチスタートだったこの日、この回先頭の7番・マルテの代打で登場すると、ドジャースの右腕シャーゴワの6球目をセンターへ豪快に運んだ。

 前日の試合で自打球が右膝に直撃。検査の結果、異常はなかったがダメージは残ったようだ。「結果的に全力で走れなかったので、一番いい形になった」と大谷。「(試合の)終盤はいい投手になってくる。積極的にいかないと構え遅れる」と力強いスイングで154キロのツーシームをとらえ、足に負担をかけずにダイヤモンドを一周した。

 本塁打は5月17日のレイズ戦以来。右肘じん帯損傷の故障から復帰してからの初アーチは、代打でも初めての一発となった。「いいところで打てて、次の打席にいい影響があるんじゃないか」この日は相手先発が左腕ということもあって3試合ぶりにスタメンを外れたが、大谷の目はもう次の試合を見据えていた。

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