大谷翔平、今季中の二刀流復活へ意欲 トミー・ジョン手術は「マスコミの方の臆測。そこに尽きる」と一蹴

スポーツ報知

◆エンゼルス1―3アストロズ(20日・アナハイム)

 右肘の内側側副靱帯(じんたい)の損傷から復活を目指すエンゼルス・大谷翔平投手(24)は20日(日本時間21日)、今季中の二刀流復活へ意欲を燃やした。非公開だった19日からキャッチボールを再開。「うれしいかなと思います。早く復帰できるように段階を踏んでいければ。そこ(今季中)を目指してやりたい」と前を向いた。

 大谷の登板は6月6日のロイヤルズ戦が最後。7日の自身の血小板で組織の再生や修復を計る「PRP注射」を受け、19日のロサンゼルス近郊の病院での再検査で投球再開にゴーサインが出た。投球が禁止された期間中にはトミー・ジョン手術の必要性がささやかれたが、大谷は「それは特にこちら側はなかったので。本当にマスコミの方の憶測というか、そこの部分に尽きるかなと」と苦笑い。「個人的には投げられていた。その中で投げられないというのは若干もどかしさはありましたけど、やることを1つずつやって…まだ後半あるので、そこで活躍できるような準備ができれば」と前を見据えた。

 右肘故障の再発防止については「ずっとやってきていることはある。継続する部分もそうですし、フォームを見直すことも必要なのかなとは思います。必要なのであればそこもやるべきなのかなと思っている」と右肘に負担のかからない投球フォームを模索していく考えを示した。

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