大谷の仲間また放出…キンズラーRソックスへ

スポーツ報知

 エンゼルスは30日(日本時間31日)、イアン・キンズラー内野手(36)をレッドソックスへトレードしたと発表した。レ軍からは左腕ウィリアムス・ヘレス、右腕タイ・バットリーの2投手を獲得する。

 昨年12月にタイガースからトレードで加入したキンズラーはここまで91試合に出場し、打率2割3分9厘、13本塁打、32打点、9盗塁。1番打者で開幕を迎えたが、6月末以降は下位打線に回っていた。

 4月3日のインディアンス戦でメジャー初本塁打を放った大谷翔平投手がベンチで「サイレント・トリートメント」を受け、一緒に祝ってとまず近寄ったのはキンズラー。同じく新人のデービッド・フレッチャー内野手が初本塁打を放った際は、「彼は小柄で次いつ打てるか分からない」と手荒な祝福は控えさせるなど、面倒見がいい兄貴的な存在だった。

 ア・リーグ西地区4位と低迷中のエンゼルスは26日に正捕手マーティン・マルドナドをアストロズへトレードしたばかり。ビリー・エプラーGMは「難しい決断だったが、代わりに獲得した選手が加入し、将来インパクトを与えることを期待している。現時点ではこれが最善策」とチーム再建に焦点を合わせた。

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