ヤンキース田中、6回途中6失点で3敗目 5年連続2ケタ勝利お預け

スポーツ報知

 ◆ヤンキース7ー12レンジャーズ(10日・ニューヨーク)

 ヤンキースの田中将大投手(29)が10日(日本時間11日)、本拠地のレンジャーズ戦に先発。今季10勝目と1シーズンでは日本人最多タイとなる8連勝を目指したが、5回0/3を投げて3被弾を含む6安打6失点で降板し3敗目を喫した。日本人では初となるメジャーデビューからの5年連続2ケタ勝利は次回登板に持ち越しとなった。

 0-0で迎えた4回無死一塁からベルトレにスライダーを捉えられ、チッパー・ジョーンズを抜いて歴代単独33位となる通算469号の先制2ランを浴びた。さらに1死からグズマンに初球のスプリットを右越えに運ばれた。5回には連続四球などで1死一、三塁とし、アンドラスに2点二塁打を献上。5点のリードを許した。

 ガードナーの左越えソロで1点を返したが、田中は6回先頭のグズマンに2打席連続となる中越えソロを被弾。1試合3被本塁打は今季ワーストタイ。5回0/3で96球、6安打6失点2奪三振3四球の結果に終わった。

 4月23日のツインズ戦以来14試合負けなし、はマリナーズのパクストンと並ぶ今季メジャー最長タイ記録だった。1シーズンでは松坂大輔、伊良部秀輝と並ぶ日本人記録の8連勝にも、あと1に迫っていたが、快挙達成とはならなかった。

 チームは救援陣も打ち込まれ、7-12で敗戦。チームの連勝は4でストップした。

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