ダルビッシュ今季絶望 右肘疲労骨折の可能性 カブス・マドン監督「来年帰ってこれれば」

スポーツ報知

 カブスのD・エプスタイン編成本部長は21日(日本時間22日)、電話会見に応じ、右上腕と右肘の故障で戦列を離れているダルビッシュ有投手(32)がMRI(磁気共鳴画像装置)検査の結果、右肘にストレスがかかっているため疲労骨折につながる可能性があり、6週間は投球を控える、と発表。今季中の復帰は絶望的となった。

 J・マドン監督は敵地デトロイトでのタイガース戦の際に「来年には帰って来ることができればいい」と希望を語った。

 ダルビッシュは5月20日のレッズ戦を最後に、右上腕三頭筋の腱炎で故障者リスト入り。6月25日のマイナー戦で実戦復帰した直後に異常を訴え、治療とリハビリに励み、今月19日のマイナー戦で実戦登板に臨んだ際に、右肘痛を再発、1回19球を投げて降板。20日に精密検査を受けていた。

 日本ハムからポスティングシステムで2012年にレンジャーズ入りしたダルは、昨季7月末にドジャースに移籍しワールドシリーズでも登板した。昨年オフにフリーエージェントとなって6年総額1億2600万ドル(約139億円)の大型契約を結んだものの、8試合に登板して1勝3敗、防御率4・95。メジャー通算は57勝45敗、3・59。

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