大谷翔平、3打数1安打2得点 “威圧感”でバーランダーKO

スポーツ報知

◆アストロズ2-5エンゼルス(30日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は30日(日本時間31日)、敵地のアストロズ戦で「5番・指名打者」でフル出場。8回の第4打席で中前打を放ち、3打数1安打、2得点だった。チームは5-2で快勝した。

 4点リードの8回1死。4番手の右腕、デベンスキーの初球を打ち返し、中前打で出塁。続くシモンズの左前打などで二、三塁とチャンスを広げると、相手投手のボークでダメ押しの5点目のホームを踏んだ。

 “威圧感”でメジャー通算201勝のバーランダーをKOした。アップトンの先制打が生まれた直後の6回1死一、二塁。アストロズは大谷を打席に迎え、6回途中99球、11三振と力投していた先発のバーランダーから左腕・シップにスイッチした。ここで大谷は四球を選んで満塁にチャンスを広げる。続くシモンズが3番手のハリスから走者一掃の3点二塁打を放った。

 大谷はバーランダーとの前回対戦で本塁打を放っている。この日は二ゴロ、空振り三振に抑えられていたが、アストロズ首脳陣に勝負強い打撃を警戒させ、メジャー屈指の右腕をマウンドからおろしたと言っていい。打者・大谷がチームの勝利に大きく貢献した。

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