田中将大がメジャー日本人初のデビュー5年連続2ケタ勝利達成

スポーツ報知

◆ヤンキース2―1タイガース(1日・ニューヨーク)

 ヤンキースの田中将大投手(29)が1日(日本時間2日)、本拠地でのタイガース戦に先発。7回を投げて7安打1失点で今季10勝目を挙げ、メジャーデビューからでは日本人初となる5年連続2桁勝利を達成した。7月31日のオリオールズ戦で9勝目を挙げて以来、8月は5戦未勝利だったが、6試合ぶりの勝ち星を挙げた。

 初回に2つの内野安打と左前安打でいきなり無死満塁のピンチを背負い、マルティネスの左犠飛で先制点を許すが、後続を断ち切り、最少失点で切り抜けた。4回は先頭のグッドラムに右前打を許すが、犠打で1死二塁とされた後、後続をピシャリ。直球に球威があり、変化球も冴えた。

 味方打線は左腕ノリスに無安打に抑えられていたが、5回一死一塁からトーレスが左翼への2ランを放ち、逆転した。

 田中は、2―1で迎えた7回先頭のグレイナーに右翼線二塁打、続くジョーンズに中前安打、さらに盗塁を許して無死二、三塁の大ピンチ。ルーゴの一ゴロで三塁走者は生還できず、マトゥック、アデューチを共にスプリットで連続空振り三振に。中継ぎ陣の無失点リレーで、田中が待望の白星をモノにした。

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