大谷翔平、トミー・ジョン手術の可能性も二刀流継続へ意欲「その方向で進むつもり。1回1回やれることを」

スポーツ報知

 右肘内側側副靱帯(じんたい)を損傷し、靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受ける可能性があるエンゼルス・大谷翔平投手(24)が7日(日本時間8日)、10日(同11日)の球団との話し合いで手術を受けるか否かなどの決断を下す考えを示した。

 敵地・ホワイトソックス戦前に報道陣の取材に対応。「こればかりは自分だけで決められることではない。今後のチームの方針にも関わってくる」とした上で「(手術するか、しないかを)決めるのは僕次第。その判断を月曜日にする」と話した。

 今季中は打者として出場する。打撃には故障の影響はなく、この日の敵地・ホワイトソックス戦も「5番・指名打者」で3試合連続スタメン出場する。「今のところ打者として十分に仕事ができるという判断。やれることを打席の中で1回1回やっていきたいです。あと今シーズンも残り少ないので、1日1日を大事にしながらやっていきたいと思います」と話した。

 医師から勧められた靱帯再建術に踏み切れば、投手復帰まで1年以上を要する。二刀流復活は20年以降となるが、球団側は今後も二刀流を継続する方針を示している。「僕もそう思ってますし、球団も思っていると思う。今のところ、その方向で進むつもりですし、今回はこういうケガをしましたけど、この先、これ以上のケガあるかもしれない。1回1回やれることをやっていきたい」と意気込んだ。

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