大谷走って103年ぶり快挙!打っても適時打&今季19度目のマルチ安打 

スポーツ報知

◆エンゼルス2-5レンジャーズ(10日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は10日(日本時間11日)、本拠地のレンジャーズ戦に「5番・指名打者」でフル出場した。4回の第2打席で右中間二塁打を放ち、8試合連続安打、6試合連続長打を記録。7回の第4打席では左前適時打を放ち、今季19度目のマルチ安打をマークした。4打数2安打1打点。打率2割9分4厘。

 4点を追う4回先頭。2ボール1ストライクから、先発左腕・マイナーの真ん中付近に入るスライダーを右中間へ。打球速度169・9キロの鋭い当たりながら俊足を飛ばして悠々と二塁打とした。

 1死後には三盗を試みた。一度はアウト判定が下されたが、チャレンジの末にセーフに。今季9盗塁目で2ケタ盗塁に王手をかけた。球団によると、1シーズンで10登板&9盗塁以上をマークしたのは1915年のジョージ・シスラー(セントルイス・ブラウンズ)以来103年ぶりとなる。

 3点を追う7回2死一、三塁では左腕・クラウディオから打球速度175・4キロの強烈な左前適時打。2試合ぶり、今季19度目のマルチ安打をマークした。

 チームは2-5で敗れた。

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