「集中切らさずコントロール」…12勝目・マーに聞く
スポーツ報知
◆ヤンキース11―0ブルージェイズ(14日・ニューヨーク)
【ニューヨーク=一村順子】ヤンキースの田中将大投手(29)が14日(日本時間15日)、本拠のブルージェイズ戦で6回を投げて4安打無失点で12勝目を挙げメジャー通算64勝。マリナーズ退団が決まった、楽天時代の先輩・岩隈久志投手(37)を抜き、日本人単独3位となった。これで9月に入り3試合、21回で1失点で全勝。連続無失点は20に伸ばす安定感で、1試合のワイルドカードゲーム(WCG)での先発へ猛アピールとなった。
◆マーに聞く
―投球を振り返って。
「大量得点は投手にとってこれ以上ない展開だけれど、攻撃が長くなるぶん、集中を保つ難しさはある。そういう中で(集中を)切らさず、ボールをコントロールしながら、得点を許さなかったことはよかった。点差があって、逆に変に(自分の投球スタイルが)変わっちゃいけないと思った」
―東地区ボストン(Rソックス)とあと6戦。
「どのチームと当たる時でも、相手を抑えるために、自分ができることをやるという姿勢は変わらない」
―勝敗表、ゲーム差は気になる?
「テレビでやっていますからね。記事にもなっているし、目に入ってくる。意識? 関係ないですけどね。勝ちゃいいんですから」