張本勲氏、大谷翔平の来季に「バッター中心でしょ その代わりピッチャーがダメになったら…」

スポーツ報知
張本氏

 野球評論家・張本勲氏(78)が16日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)に生出演。ヤンキースの田中将大投手(29)が14日(日本時間15日)のブルージェイズ戦で6回を投げ4安打無失点で12勝目を挙げて、マリナーズ退団が決まった楽天時代の先輩・岩隈久志投手(37)を抜き日本人単独3位のメジャー通算64勝となったことに「あっぱれ」と絶賛した。

 張本氏は田中に「5年間、続けて二ケタでしょ。打高投低の時期に、今年は田中は好不調が非常に激しかった。だけど、二ケタ勝つということは、よほど自己管理をしっかりし、練習をしているから、これは評価できます」と評価した。

 一方で「問題は大谷ですよ」とエンゼルスの大谷翔平投手(24)の状況に表情を曇らせた。大谷に関して医師から勧告されている右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建術(トミー・ジョン手術)を受けるか否かについてマイク・ソーシア監督(59)が「来年は投げないだろう」と発言した。

 こうした状況に来季は「バッター中心でしょ。やっぱり全試合出したいから球団は。人気があるから。その代わりピッチャーがダメになったらね、う~ん」と張本氏は心配していた。

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