大谷翔平、2打数1安打で打率2割9分1厘に 新人王争いへ「1つでも成長できるように」 

スポーツ報知

◇アスレチックス 7-9 エンゼルス(18日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は18日(日本時間19日)、敵地のアスレチックス戦に「5番・指名打者」で先発出場。3点を追う6回の第3打席で左前打を放ち、1イニング6得点の大逆転劇を演出した。2打数1安打、2四球1得点の活躍を見せ、チームは9-7で逃げ切り勝ちした。

 3点を追う6回1死一、二塁。代わったばかりの4番手左腕・ブクターの内角高め、148キロ直球に両腕をたたんで左前へ打ち返した。2試合ぶり安打で同満塁にチャンスを広げた。対左投手は打率2割1分4厘(84打数18安打)となった。

 続くシモンズの打席で珍プレーがあった。右翼ファウルゾーンへ高々と打球を打ち上がった打球に右翼手のピスコティが追いついていたが、最前列のファンがグラブを出したために捕球できなかった。“命拾い”したシモンズは中前2点打。さらに、1点差の同満塁からカワートが右越え満塁弾を放った。1イニング6得点の攻撃で一気に逆転した。

 大谷は2回1死で四球、4回1死一塁で左飛、7回先頭では四球だった。打率2割9分1厘となった。

 エンゼルス・大谷翔平投手「(左前打は左腕・ブクターが)ワンポイントで出てくる場面だったので、しっかりつないで、いい仕事が出来たかなと思います。全体的にしっかりボールが見えてましたし、打つべきボールをしっかり打ちにいけていた。そこらへんは良かったかなと思います。すごいうれしいことだなと思いますけど、残り試合、まずはしっかり一つでも成長できるように1試合1試合頑張りたいと思います」

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