バーランダーが大谷翔平の新人王に太鼓判「常に彼を応援している。彼のプレーを見るのが好きだ」

スポーツ報知

◆アストロズ11―3エンゼルス(21日・ヒューストン)

 【ヒューストン(米テキサス州)=小谷真弥、金岡美佐】エンゼルスの大谷翔平投手(24)は21日(日本時間22日)、アストロズの通算204勝右腕、ジャスティン・バーランダー投手(35)から新人王のお墨付きをもらった。今季の新人王について、大谷とヤンキース・エンドゥハーの2択と予想した上で、「オオタニが成し遂げたことは圧巻だ。新人選手ながら、ベーブ・ルースと比較して名前を挙げられるのは特別なこと」と推した。

 タイガース時代の06年に新人王、11年にサイ・ヤング賞と数々のタイトルを獲得してきた剛腕。大谷との対戦成績は12打数3安打、1本塁打、2打点。エンドゥハーとは5打数2安打だ。甲乙つけがたいが、推薦理由はシンプルだ。「メジャーでプレーしてから、投打両面で彼ほど能力がある選手を見たことがない。特別なものを見せてもらっている。常に彼を応援している。彼のプレーを見るのが好きなんだ」。

 この日、大谷は敵地のアストロズ戦で「4番・DH」で先発出場。フェイスガード付きヘルメットを初めてかぶった2回無死で空振り三振。2打席目以降は通常のヘルメットに戻したが、4打数で2戦連続無安打に倒れた。22日はバーランダーと対戦する。日本人では01年イチロー(マリナーズ)以来の新人王へ弾みをつけたい。

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