カーショー世界一へポストシーズン自身最長の8回を2安打無失点

スポーツ報知

 絶対エース・カーショーが自身初の世界一へ万全だ。初回無死二塁のピンチを切り抜けると、2回以降はピンチらしいピンチもなかった。9回は一度マウンドへ向かったものの、右打者のフロワーズが代打で出てきたところで降板。それでも、ポストシーズン(PS)自身最長の8回を2安打無失点に抑えた。

 85球のうちストライク63球と攻め、「先に点を与えないことが大事。先制したら、ベストな投球をしてリードを守るのが仕事だ。(ブ軍は)積極的にバットを振ってくる選手が多い。早いカウントから勝負出来た」と胸を張った。

 大舞台に弱かった左腕はもういない。試合前までPSは7勝7敗、防御率4・35だったが、17年から自身4連勝だ。試合後の会見で左腕は長女に「パパに最後まで投げてほしかった?」と質問。まな娘に首を真横に振られたが、「彼女はよく知っているよ(笑い)。(8回降板は)全て予定通りだ」と胸を張った。

 4日の第1戦では柳賢振が7回無失点。PSで先発投手が2試合連続で7回以上を投げて無失点だったのは81年以来チーム史上2度目だ。3年連続のリーグ優勝決定シリーズが大きく見えてきた。

野球

×