ドジャース前田健太、1回無失点でリーグ優勝決定シリーズへ「ここからの1勝が重みがある」

スポーツ報知

◆ナ・リーグ地区シリーズ第4戦 ブレーブス2―6ドジャース(8日・アトランタ)

 ドジャースの前田健太投手(30)が8日(日本時間9日)、ブレーブスとのナ・リーグ地区シリーズ第4戦で8回から5番手として救援登板。1イニングを投げ、1奪三振、2安打無失点だった。チームは3年連続13回目のナ・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

 前田の今ポストシーズン初登板は4点リードの8回から。先頭のカマルゴを空振り三振、フラワーズを三ゴロと簡単に2死を取ったが、インシアルテの中前打、カルバーソンの右前打で一、三塁のピンチを招いた。打者は代打のデューダ。5球目を右翼ポール際への特大ファウルとされたものの、フルカウントから149・7キロの直球で中飛に仕留めた。

 チームは3勝1敗でブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。シャンパン・ファイトでチームメートから美酒を浴びた前田は「ここからの1勝は重みがありますし、大変な1勝。1個1個積み重ねていけるように頑張りたい。最後まで勝っていけるように、とにかくチームに貢献できるように頑張っていきたい」と表情を引き締めた。

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