ヤンキース終戦…ブルペン待機の田中は登板なし

スポーツ報知

◇ア・リーグ地区シリーズ第4戦 ヤンキース 3-4 レッドソックス(9日・ニューヨーク)

 ヤンキースは9日(日本時間10日)、レッドソックスとのア・リーグ地区シリーズ第4戦で3-4で敗れ、2年連続のリーグ優勝決定シリーズを逃した。レッドソックスは5年ぶり11度目のリーグ優勝決定シリーズに進出した。

 背水のヤンキースは通算246勝のベテラン左腕・サバシアが先発。初回2死満塁のピンチを切り抜けたものの、3回に捕まった。先頭・ベニンテンディの死球、ピアースの中前打で招いた無死一、三塁からマルチネスの中犠飛で先取点を献上。同2死三塁からキンズラーに左越え適時二塁打を浴びると、続くヌネスには左前適時打を許した。3回5安打3失点で降板した。

 4回には2番手のブリトンが先頭・バスケスに右越え1号ソロを被弾。打線は4点を追う5回、サンチェス、トレースの連打などで作った1死一、三塁からガードナーの左犠飛で1点を返したものの、7回まで4安打1得点。8回はRソックスのエース・セールの前に3者凡退。9回は守護神・キンブレルから1死満塁の好機を作り、ウォーカーの押し出し死球、サンチェスの左犠飛で1点差に迫ったが、最後の打者・トーレスが三ゴロに倒れた。

 ブルペン待機した田中は楽天時代の13年11月3日の巨人との日本シリーズ第7戦以来の救援で勢いづけたいところだったが、登板機会はなかった。悲願のワールドシリーズ制覇は来季以降に持ち越しとなった。

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