ヤンキース終戦 田中将大は日本人初の5年連続2ケタ勝利も地区S敗退「まだまだ出来る」

スポーツ報知

◆ア・リーグ地区シリーズ第4戦 ヤンキース3―4レッドソックス(9日・ニューヨーク)

 ヤンキースの田中将大投手(29)が9日(日本時間10日)、メジャー5年目のシーズンを終え、「何かが足りなくて、ここで敗退という形になったと思う。個人的にも全然満足のいくシーズンでもなかった」と振り返った。

 1勝2敗で迎えたレッドソックスとのア・リーグ地区シリーズ第4戦ではブルペン待機したものの、出番なく終戦となった。同地区のライバルに屈したが、6日の第2戦では5回3安打1失点に抑えた。「僕が投げた試合で勝ちましたけど、みんなの力があっての勝利なので。その自分が投げた試合で勝ったという意識はないですね」と振り返った。

 レギュラーシーズンでは6月に両太もも裏の張りで約1か月間離脱したものの、27試合登板、12勝6敗、防御率3・75をマーク。デビューから5年連続2ケタ勝利は日本人初だったが、田中の気持ちは「まだまだ出来る」という思いだ。「シーズン通して出来ると思っているので。そういうふうに力を出し続けられるように。何とかして、そういうところと戦っていきながらシーズンをうまく過ごしていかないといけない」と表情を引き締めた。

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