マエケン「最悪な場面」でイエリチ併殺打斬り「ベストですけど、狙って取ったわけでない」

スポーツ報知

◆ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ブルワーズ 6-5 ドジャース(12日・ミルウォーキー)

 ドジャースの前田健太投手(30)は12日(日本時間13日)、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦で救援登板。8回から1イニングを投げ、無安打無失点だった。チームは最大5点差から1点差まで追い上げたが、反撃は届かず。チーム4失策が響き初戦を落とした。

 前田は2点差に迫った8回から6番手としてリリーフした。先頭のクラツを見逃し三振。ケインを三失で出塁させたが、続くリーグMVP最有力のイエリチを内角への149・6キロの直球で二ゴロ併殺打に仕留めた。

 試合後、前田は「逆転を信じて、自分が投げるイニングをゼロに抑えて9回の攻撃につながるような投球が出来ればいいなと思っていた。(1死一塁でイエリチを迎え)とりあえず最悪な場面だなと思いつつ…。走者がいない場面で対戦したかったですけど、走者が出てしまったので、とにかく1つ1つ取っていこうと意識して投げました。(併殺打は)あれがベストですけど、あれを狙って取ったわけではない。まだ始まったばかりですし、まだ1敗しただけ。まず明日勝ってタイに戻して地元に帰れるように」と話した。

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