マエケンが好救援、ドジャース1勝1敗「ホームで3つ勝ちたい」

スポーツ報知

◆ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ブルワーズ 3―4 ドジャース(13日・ミルウォーキー)

 リーグ優勝決定シリーズが13日(日本時間14日)に行われ、ナ・リーグの第2戦ではドジャースが8回、ターナー三塁手の2ランでブルワーズに4―3で逆転勝ちし、対戦成績を1勝1敗とした。前田健太投手(30)は8回途中に救援、打者1人を抑えてホールド。ア・リーグ第1戦は、昨年の王者アストロズがRソックスに7―2で先勝した。

 前田の出番は1点リードの8回2死一塁だ。代打で出てきたのは通算332本塁打の37歳、C・グランダーソン。昨季まで同僚だった。右翼方向へ大きな打球を打たれた。「打たれた瞬間はヒヤッとした。『やばいな』と思ったが、バットの打球音がいい音ではなかった」。フェンス手前で失速する右飛に、少し表情を緩めた。

 1ボールから4球連続で直球を選択。最後は3ボール1ストライクから149・8キロの直球で打ち取った。「チェンジアップが好きな打者。一発だけはないように選んだ」と、相手の特徴を把握し、直球で押した。

 試合は8回、ターナーの左越え2ランで逆転勝ち。前田は今ポストシーズンで初のホールドを記録した。これで本拠地に戻る。前田は「今日勝つと負けるでは全然違う。ホームで何とか三つ勝てるように頑張りたい」と気勢を上げた。

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