レッドソックスが5年ぶりにワールドシリーズへ

スポーツ報知

◆ア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦 アストロズ1―4レッドソックス(18日・ヒューストン)

 レッドソックスがアストロズを4-1で下し、対戦成績を4勝1敗としてリーグ優勝を決めた。ワールドシリーズ出場は5年ぶり13度目となる。

 王手を掛けていたレッドソックスはプライスが中3日で先発。後がないア軍は中4日でバーランダーが登板した。レ軍は3回、マルティネスの左翼へのソロアーチで先制。王手を掛けられたポストシーズン(PS)試合は、タイガース時代の2012年地区シリーズ第5戦(アスレチックス)から3試合連続無失点だったバーランダーの連続無失点イニングを「26」でストップさせた。レ軍は6回にデバースの左中間3ランでリードを広げた。

 アストロズは7回、レ軍2番手のバーンズからゴンザレスが左翼へソロ本塁打して反撃。なおも2死一塁としたが、第3戦で先発して中1日で登板したレ軍イオバルディの前に、代打の代打・ホワイトは右飛に倒れた。

 先発プライスは6回3安打無失点、9奪三振の好投。PS先発12試合目で待望の先発初勝利を挙げた。レ軍は今季PS敵地で5戦5勝。この日43歳の誕生日を迎えたコーラ監督は就任1年目でチームをWSに導いた。

 2000年ヤンキースの3連覇以来となるWS連覇を狙ったアストロズは、アルテューベ、コレアの主力が故障に苦しんだ。

 WSは23日(日本時間24日)にレッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークで開幕する。(一村 順子通信員)

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