レッドソックス、ワールドシリーズ第1戦先発に左腕セール指名

スポーツ報知

 23日(日本時間24日)に本拠地フェンウェイ・パークで開幕するドジャーズとのワールドシリーズに備えてレッドソックスが21日(日本時間22日)、当地で全体練習を行いコーラ監督が第1戦先発に左腕セールを指名した。

 「準備が整い、彼はエキサイトしている」。13日に胃の疾患で緊急入院。再合流も体力の低下からアストロズとの優勝決定シリーズ第5戦の先発を回避、第2戦に先発したプライスが中3日で穴を埋めた。

 20日にブルペン投球練習を行った後、疾患について「臍ピアスが化膿した」とセールがメディアに語ったジョークを受けて、コーラ監督もこの日「(投げるまで)まだ数日あるから、臍をケアできるだろう」と笑わせた。

 先発以外の準備も着々だ。レ軍はDH制のないナ・リーグ敵地での3~5戦も、DHの主砲マルティネスを外野で先発させる方針。マイナー時代は内野手だったベッツが二塁を守る可能性もある。鉄壁の外野手として知られるベッツは、普段から内野守備練習をルーチンにしており、この日も二塁で併殺プレーの練習などを行った。また、左膝を手術して戦列を離れていた右腕ライトもベースカバーなど最終チェックするなど、25人の登録選手選定は、最終段階に入った。(一村 順子通信員)

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