エンゼルス新監督にオースマス氏が就任　大谷の二刀流復活に追い風

　大谷翔平投手（２４）が所属するエンゼルスは２１日（日本時間２２日）、ブラッド・オースマス氏（４９）が監督に就任すると発表。２２日（同２３日）に本拠地で就任会見を行う。米メディアによると、３年契約。エプラーＧＭは「周囲との関係やコミュニケーション能力、リーダーシップ、進化を続ける戦略、意思決定のための確率的なアプローチなどから彼に託すと決めた」とコメントした。

　オースマス氏は現役時代にタイガース、アストロズなどで捕手として活躍。９９年に球宴メンバーに選ばれ、０１、０２、０６年にはゴールドグラブ賞に選ばれている。１０年の現役引退後は１２年にイスラエル代表監督、１４年から１７年までタイガース監督を務めた。監督通算成績は３１４勝３３２敗。１８年はエンゼルスのＧＭ特別補佐を務めていた。

　エ軍は今季が１０年契約最終年だったソーシア監督が退任。大谷は１０月初旬に右肘内側側副じん帯再建術（トミー・ジョン手術）を受けたため、来季は打者専念となる。打者の復帰時期、二刀流復活が期待される２０年以降はどのように起用するかが注目される。